＜北ミサイル発射＞ヒル次官補「韓米は同じ言葉で反応」
クリストファー・ヒル米国務次官補は９日、「韓米両国は北朝鮮のミサイル発射に同じ言葉で反応した」と述べた。
ヒル次官補はこの日、李鍾ソック（イ・ジョンソック）統一部長官を表敬訪問した後、記者らに対し、「韓国と日本、米国はお互い異なるプログラムを持って対応しているが、異なる立場を持っているのではない。重要なのは３国間で調整し、同じ言葉でメッセージを伝えること」とし、このように明らかにした。
ヒル次官補は１１－１４日に釜山（プサン）で開かれる南北（韓国・北朝鮮）閣僚級会談に関し、「韓国が核心議題としてミサイル問題と６カ国協議復帰の必要性を扱うという立場であることを聞いた」とし、「北朝鮮に特定のメッセージを伝えてほしいとは頼まなかったが、韓国側に米国の立場を十分に説明した」と語った。
ヒル次官補はまた「北朝鮮は今回のミサイル発射に対する国際的な反応を誤って判断しており、北朝鮮のいかなる弁解も正当化されることはない」と強調した。
訪中後に韓国を訪問したヒル次官補はこの日午後、次の歴訪地である日本に向けて出発する。