「もしかして血栓症?」 ワクチン後遺症訴える患者で救急室混雑=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.23 08:17
ソウルのある大学病院救急室には21日だけで31人の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種者が集まった。ワクチン接種後の異常反応を訴えながらだ。救急室来院患者5人に1人の割合だ。特に16日にアストラゼネカ(AZ)ワクチンを接種した30代男性が国内で初めて「血栓性血小板減少性紫斑(TTS)」で亡くなると、TTSを疑う救急室患者が一気に増えたという。だが、血液検査をしてみると、血小板の数値が正常範囲だった。TTSとは程遠かった。
◆結石がワクチン副作用?
Aさんはこの日、わき腹に痛みを感じて救急室を訪れた。防疫当局の「異常反応症状案内」SMSメッセージを見た後だったという。当局はワクチン接種者に予防接種後4~28日以内に持続的なひどい頭痛、視野のぼやけ、呼吸困難、胸痛、持続的な腹部の痛み、脚のむくみ、注射部位以外の出血性斑点またはあざのような症状が発生する場合、医師の診療を受けなければなければならないと案内している。すべてTTSが疑われる症状だ。