韓国のアストラ製1回目の接種者76万人、2回目はファイザーで交差接種…物量を先に使ったせいで接種に支障
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.18 08:09
来月韓国でも新型コロナ予防交差接種が初めて実施される。4月アストラゼネカ(AZ)で1回目の接種を行った76万人が対象となり、彼らは2回目の時期が到来する7月中にファイザーで2回目の接種を受ける。新型コロナ予防接種は同じワクチンを接種するのが原則だが、当局は彼らに接種するアストラ製の物量が足りないため、このような決定を下した。免疫効果が高く安全性にも大きな問題がないというのが政府の立場だが、一部では1回目の接種者を増やそうとして2回目の接種に支障が生じたのではないかという指摘も出る。安全性を懸念する声もある。
17日、新型コロナ予防接種対応推進団(推進団)が発表した7-9月期のワクチン接種計画によると、来月アストラ製の2回目の接種者は109万人で、この中で4月中旬以降アストラ製ワクチンを打った訪問介護従事者、議員・薬局従事者、警察・消防・海上警察など社会必須人材76万人はファイザーで2回目の接種をする。ただし、交差接種対象者の中でアストラ製希望者は1~2週間遅れてもアストラ製ワクチンが確保され次第に接種させる方針だ。