「にわか乞食」を誕生させた、文政府が広げた「人生格差」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.13 08:01
統計庁長の経験がある野党「国民の力」のユ・キョンジュン議員は「24回出した不動産対策が、結局、有住宅者と無住宅者間の資産格差の深化、首都圏と地方間の資産価格の両極化を招いた」とし「事実、韓国の資産両極化の程度は経済協力開発機構(OECD)加盟国でも良好なほうだが、結局現政権がこれを悪化させた」と批判した。
不動産価格の上昇に加えてKOSPI(韓国総合株価指数)指数が3000ラインを越えるなど、その間に証券市場も大きく上昇したため資産格差はさらに広がっていると分析される。問題はこのような現象が勤労意欲を失わせ、相対的剥奪感でうつ病を招き、階層移動のはしごを外すなどの社会問題を招く点だ。