韓国、信用貸付が急増…金融当局が対策準備へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.14 09:25
信用貸付の増加が続いている。都市銀行だけで今月に入って1兆ウォン(約894億円)以上も増えた。金融当局は都市銀行の信用貸付急増現況を把握するなど対策の準備に入った。しかし新型コロナ状況では金融を引き締めるのが難しく、頭を悩ませている。
金融業界によると、KB国民・新韓・ハナ・ウリィ・NH農協の5大都市銀行の10日基準での信用貸付残額は計125兆4172億ウォンだった。8月末の貸付残額(124兆2747億ウォン)と比較すると、わずか10日(8営業日)間で1兆1425億ウォン増えた。このペースで信用貸付が増えれば、信用貸付増加幅が過去最大だった8月(4兆755億ウォン)水準の増加が予想される。インターネット銀行のカカオバンクも信用貸付規模が6月末の14兆1000億ウォンから8月末には14兆7000億ウォンと、2カ月間で6000億ウォン増えた。