LG・SK訴訟戦のバタフライ効果? 韓国勤労者たちが追放されている
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.28 09:50
LG化学とSKイノベーション間営業秘密侵害をめぐる訴訟戦が韓国人勤労者の米国派遣問題にまで広がっている。
米国国土安全保障省税関・国境取締局(CBP)は5月末ホームページを通じて一部の韓国人を摘発して追放したと公開した。就職ビザなしで 電子渡航認証(ESTA)だけで米国に入国してSKイノベーションのジョージア州バッテリー工場の建設現場で働こうとしていたSKイノベーション協力会社の職員33人も追放対象に含まれた。協力会社職員の米国不法就業の事実はバッテリー工場の工事現場で職員の中で一部が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に感染し、関連内容を工場側が米国政府に通報することで知らされた。この過程でCBPが就職ビザでないESTAで職員のうち相当数が入国した事実が確認され、米国政府が彼らを追放したわけだ。