「トランプ氏、文氏の相手をするのが嫌で韓国人はひどい人々だと言った」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.17 06:51
「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の相手をするのは本当に好きじゃない。韓国人はひどい人々だ」
米国のドナルド・トランプ大統領が今年2月にこのような話をしたという主張が出てきた。「韓国の婿」というニックネームを持つ米国メリーランド州知事のラリー・ホーガン氏がワシントン・ポスト(WP)に16日(現地時間)に寄稿した文章『一人で戦うこと(fighting alone)』でだ。この中には、トランプ氏の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)への対応失敗、ホーガン氏が新型コロナ診断キットを韓国から空輸した過程などの内容も含まれている。
トランプ氏の韓国非難発言が登場したのは2月7日。共和党州知事協会がワシントンDCで主催したトランプ氏との夕食会でのことだ。トランプ氏は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の相手(dealing with)をすることは本当に好きじゃない。韓国人はひどい人々(terrible people)だ」としながら「なぜ米国がこれまで彼ら(韓国)を保護してきたのか分からない。彼らはわれわれに金を出そうとしない」と不平をこぼしたとホーガン氏は伝えた。当時は、韓米防衛費分担金協定締結の日程がずれ込み、米国が在韓米軍韓国人勤労者の無給休職カードを持ち出して韓国を圧迫していた状況だ。