韓国、月着陸の夢をのせた「ヌリ号」開発巡航…このままだと来年2月打ち上げ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.06 08:28
来年発射予定の韓国型発射体(KSLV-2)「ヌリ号」の開発が巡航中だ。75トンのエンジンは計150回以上の燃焼試験を遂行し、累積時間も15,000秒を超えた。すべての過程が順調に進められれば来年2月韓国が初めて独自開発した発射体が宇宙で飛行することになる。
韓国航空宇宙研究院は3日に開かれた第1回航空宇宙サイエンスメディアアカデミーでヌリ号の開発現状について明らかにした。ヌリ号は600~800キロメートルの地球低軌道に1.5トン級実用衛星を打ち上げられる3段型発射体だ。一度に宇宙に行けるロケットを簡単に作れるわけではない。「体系開発モデル(EM)→認証モデル(QM)→飛行モデル(FM)」の順の開発段階を踏む。