【コラム】羅老号とまだ程遠い「宇宙航空都市」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.04 11:26
2013年1月30日午後4時。全羅南道高興(チョルラナムド・コフン)羅老(ナロ)宇宙センターから打ち上げられた「羅老号」(KSLV-1)が宇宙進入に成功した。韓国としては初めてだった。韓国が自国技術で宇宙飛翔体を打ち上げた「スペースクラブ」に11番目の仲間入りを果たした瞬間だった。
それから5年10カ月後の昨年11月28日午後4時。韓国が独自に開発中の「ヌリ号」のエンジン試験飛翔体が空に舞い上がった。1段目の主エンジンをロシアから輸入していた羅老号の時より韓国の宇宙技術が一段階さらに進歩したことを世界に知らせた事件だった。