【コラム】資源開発めぐり動かない日本と駆け引き…韓国、第7鉱区の夢は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.05 10:23
韓国・日本の間でまた資源・外交・経済をめぐる駆け引きが表れている。今回は済州(チェジュ)東南側の海域「第7鉱区」であり、1970-80年代に国民に産油国の夢を抱かせたところだ。
構図は「動こうとする韓国と微動だにしない日本」だ。韓国は約20年ぶりに第7鉱区原油・ガス開発に向けた動きを見せている。韓国政府は今年1月、韓国石油公社を「租鉱権者」に指定した。租鉱権とは各種エネルギー・鉱物資源を探査・採掘する権利だ。しかし租鉱権を得たからといって第7鉱区で原油・ガス探査をすぐに始めることはできない。第7鉱区は「韓日共同開発区域」だからだ。