韓国から宇宙技術を学んだUAEが月を一足飛びして火星探査出る理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.03 09:52
人口960万人の中東小国、アラブ首長国連邦(UAE)が火星探査プロジェクト「エミレーツ・マーズ・ミッション(Emirates Mars Mission:EMM)」の一環として、今月15日、無人火星探査船「アル・アマル(Al-Amal)」号を打ち上げる。「月」ではなく「火星」だ。2014年に宇宙庁を設立した「新参」国家が米国や欧州など強大国が試みている火星探査に出たのは異例だ。特に、2018年までの時点で韓国人工衛星製作企業Satrec Initiativeから衛星を輸入したり技術移転を受けてきた国だった。「希望」を意味するアラビア語「アル・アマル(Al-Amal)」と命名されたこの探査船は、日本の種子島宇宙センターからH2ロケットに載せられて打ち上げられる。探査船は4億9300万キロを進み、来年2月に火星軌道に到達する。2021年はUAEが建国50周年を迎える年でもある。今回の探査船は火星の大気・力学分析などの任務を担っている。2日、ドバイにいる EMMのプロジェクト・ディレクターであるOmran Sharaf氏(37)にインタビューをした。
--宇宙探検に今まさに参入したばかりのUAEが火星探査に出る理由は。