【社説】いつまでチョ・グク氏をかばって検察に揺さぶりをかけるのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.02 11:18
チョ・グク前法務部長官の控訴状には子供のインターン活動証明書偽造、大学院入試書類ねつ造、虚偽公職者財産申告、証拠隠匿教唆など11疑惑が記されている。事実であれば他の人は想像もできない犯罪を社会の最高位指導層が堂々と犯したわけだ。チョ氏側は「想像と虚構に基づいた政治的起訴」と抗弁しているが、すでに疑惑を立証するほどの証拠と証言がありふれている。
控訴状にはチェ・ガンウク青瓦台(チョンワデ、大統領府)公職規律秘書官がローファーム所属の弁護士として活動していた時期にチョ氏の息子の延世(ヨンセ)大学・高麗(コリョ)大学大学院の志願に使われたインターン活動確認書を虚偽で発行したという内容も書かれている。実際に、ローファームでインターン活動をしたこともないのにチェ秘書官が確認書に署名したというのが検察の判断だ。チェ秘書官は2018年9月、青瓦台秘書官に任命された。民情首席だったチョ氏が当時直属上官だ。チョ氏が虚偽書類署名の見返りで秘書官になるよう力を加えた可能性も排除できない。チェ秘書官は検察の出席要求についに応じなかったという。公職規律秘書官がそのように法的手続きを無視しながら他の公務員たちに法を守るように求めることができるだろうか。