「文大統領は強い怒り…検察への警告発言はかなり節制された」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.30 11:52
「かなり怒っていたようだ。当初はもっと強く話そうとしたが、かなり節制されたと聞いている」。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の対検察メッセージについて与党関係者が29日に話した言葉だ。「全検察力を注ぐように厳正に捜査しているにもかかわらず検察改革を要求する声が高まっている現実を省察しなければいけない」という文大統領の発言をめぐりさまざまな解釈が出ている。いかなる解釈が出ても、与党の核心が共有している観点は明白だ。「検察は改革の対象だ。今の捜査は度が過ぎる」ということだ。与党関係者の話を総合すると、青瓦台(チョンワデ、大統領府)や与党・共に民主党の会議でも、非公式的な党・庁関係者の対話でも、こうした認識が広まっているという。青瓦台関係者も「文大統領の発言はいくつかの会議の場で出ている」と伝えた。