韓国が平昌に歓呼している時、安倍-習の「外交腹心」がひっそり会合(3)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.03.05 14:26
◆尖閣領有権紛争のわだかまりは今も
安倍首相の権力も盤石だ。昨年10月の衆議院選挙で自民党は圧勝した。2012年以来、総選挙で負けたことがない。安倍首相が今年9月の自民党総裁(任期3年)選挙で勝って3連任することになれば、首相として歴代最長寿の道を歩むことになる。日中間の緊張緩和、経済協力は安倍首相にとって支持率上昇の一要因だ。安倍首相の悲願である憲法改正に対する中国の反発レベルも和らげることができる。安倍首相の対中政策は冷徹な現実主義者の一面も浮き彫りにしている。日本政府は年内の安倍首相訪中に続き、習主席の年末あるいは来年の訪日が実現すれば、第5の政治文書の交換も検討する考えだと報じられている。新たな文書は2008年「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明を基に、両国関係を再定義する内容になる見通しだ。世界経済2、3位の関係リセットが可視圏内に入っているような雰囲気だ。