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日中はトランプ政府のクシュナー氏・イヴァンカ氏にアプローチしているのに韓国は?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.04 15:01
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トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏。(写真=中央フォト)
中国は、ドナルド・トランプ米大統領に通じる道を知っていた。トランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏(36)だ。

ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)は「6~7日、米中首脳会談はジャレッド・クシュナー大統領上級顧問と崔天凱駐米中国大使の合同作品」と2日(現地時間)、報じた。「南部のホワイトハウス」と呼ばれるフロリダ州の別荘マララーゴリゾートで両国間初の首脳会談を行うことに決めたのも2人のアイデアだった。

 
トランプは重要な対話パートナーに会う時、マララーゴリゾートを利用した。先月には安倍晋三首相がこのリゾートを訪問した。マララーゴリゾートを訪問した外国首脳は、習近平主席が2番目だ。崔大使は首脳会談後、両国の共同声明草案をすでにクシュナー氏に送ったと、NYTは報じた。

クシュナー上級顧問と崔大使ラインは2月から動き始めた。当時、トランプ大統領と習主席の初の電話会談も2人が成功させた。先に動いた側は、崔大使だったという。

これに先立ち、昨年12月大統領当選者時代にトランプ氏は慣例を破って蔡英文台湾総統と電話会談を行って「『一つの中国原則』になぜ縛られなければならないのか」という発言で中国を刺激した。中国外交街は仰天した。中国にとってはトランプ大統領に意見を伝えられるような人物を探す必要が生じ、クシュナー氏が適任者という結論を下したと、NYTは伝えた。

オバマ政府でアジア上級部長を務めたエバン・メデイロス氏は「中国はこれまでヘンリー・キッシンジャー元国務長官を通じてホワイトハウスに接触してきた」とし、「しかし、今回はより早くて確実な窓口を探したようだ」と話した。

崔大使はトランプ氏と習主席の電話会談を実現させる前からクシュナー上級顧問と家族に精魂を込めてきたと、NYTは伝えた。2月1日、駐米中国大使館の「春節行事」にクシュナーの夫人、イヴァンカ・トランプ氏(35)とその娘アラベラ・クシュナーさん(5)を招請した。この日の行事でアラベラさんが流ちょうな中国語を駆使して話題になった。

これに先立ち、日本はトランプ氏の長女イヴァンカ氏のおかげで利益を得た。安倍首相は、トランプ氏が大統領に当選するやいなや、ニューヨークのトランプタワーを訪問してトランプ氏に直接会ったが、この場にはイヴァンカ氏も同席した。また、アジア諸国のうち最初に米国と首脳会談を行った。トランプ氏は安倍首相との電話会談で「私の娘イヴァンカがあなた(安倍首相)を賢明な指導者とほめた。私の娘は人を見る目がいつも正確だ」と話したこともある。


日中はトランプ政府のクシュナー氏・イヴァンカ氏にアプローチしているのに韓国は?(2)

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