元駐英北朝鮮公使「金正恩、米軍事力を誤認してICBM開発加速させた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.02 11:45
亡命後、初めて米国を訪問中の太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使が1日(現地時間)、米下院外交委員会の公聴会に立った。この日の公聴会は「内部者が見つめる北朝鮮政権」というテーマで開かれた。
この席で、太氏は「金正恩(キム・ジョンウン)は米国の軍事力やその実力を完全に理解できずにいる」とし「このような錯覚によって、金正恩は大陸間弾道ミサイル(ICBM)プログラムの開発を完成させ、北朝鮮の新たな地位を認めさせるよう強要すれば、制裁の体制を崩すことができると本当に信じている」と主張した。
続いて太氏は「金正恩は核兵器開発を完了して米国と交渉しながら、韓米連合訓練の縮小と、究極的には在韓米軍の撤収を要求するというロードマップを持っている」とし「米軍が撤収すれば韓国に入ってきている外国人投資も出ていくことを期待している」と語った。また「ベトナム戦当時、米軍が撤収するとベトナムから外国人投資家が出ていった先例を念頭に置いている」と説明した。