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【時視各角】戦意を失った犬は尻尾を丸める=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.19 15:51
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トランプは規則(ルール)よりも取り引き(ディール)を重視する。はやり言葉で言えば「正義より経済だ」。取り引きでは自分のカードは隠して相手のカードを読むのが勝利の秘訣だ。トランプは「私は予測しにくい人になりたい。それでこそ相手を揺さぶることができる」とずっと話してきた。そのようなトランプに今から手持ちカードをすべて見せてしまえば、あとになって何を以て応酬しようというのだろうか。

大統領就任後は就任前と同じというわけにはいかない。大統領を株式に例えれば、当選した日が上限値だ。その後、騰落を繰り返して株価が上がり、就任日から下落し始める。トランプもほぼこれに沿うだろう。すでに兆しが見えている。トランプ効果が薄れてきている。10年分の米国債の実質収益率が半減し、ダウ指数は20000ラインで動かない。市場がトランプノミクスを疑い始めたという意味だ。

 
トランプは減税と規制緩和を叫んでいるが、彼のロールモデルであるドナルド・レーガンも就任1年後の1982年に大規模増税を受け入れた。財政赤字が進むや、降り注ぐ増税世論に耐えられなかったためだ。トランプも同じだ。彼の保護貿易主義は厳しい挑戦を受けている。中国の習近平国家主席は17日のダボス フォーラムで「保護貿易は暗い部屋に自分を閉じ込めることだ」と砲門を開いた。トランプは企業を脅して米国にとどまらせたと喜々とするようなことではない。当座は得するかもしれないが、世界の分業体系と供給網を揺るがせば、米国が先にけがするおそれがある。これまでは世界がトランプの顔色を伺っていたが、これからはトランプが世界の顔色を伺わなければならない。

われわれがトランプの米国を相手にする時は、このような変数を総合的かつ綿密に計算しなければならない。あらかじめ手持ちのカードを見せて尻尾を巻く必要はない。戦意を失った犬は尻尾を巻く。相手の処分だけ望むだけだ。撲殺されることはないだろうか、餓死するだろう。先制的対応というのは、むやみに尻尾を丸めることとは違う。

イ・ジョンジェ/コラムニスト


【時視各角】戦意を失った犬は尻尾を丸める=韓国(1)

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