MERS患者の隔離拒否、責任・配慮ない韓国社会の問題表わす(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.17 10:56
「感染は不安や恐怖、嫌悪・排斥など本能的な次元の反応を起こす…。感染病は窮極的には『共に生きること』の深さを悟らせる」。
中東呼吸器症候群(MERS)事態で裸になった韓国社会を鋭く突いた言葉のようだ。人に感染させる可能性がある患者が隔離を拒否したまま歩き回り、医師が患者の診療を拒否し、MERS戦争の第一線で死闘を繰り広げる医療スタッフと家族を周辺から締め出す姿。これは明らかに「共に生きる人生」ではない。