韓国検察、「フォルクスワーゲンは組織暴力企業のようだ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.22 13:18
「韓国の現実をよく分かっていないドイツのアウディ本社出身者が、韓国フォルクスワーゲンを庶子(婚外子)扱いにして、こねくり回しているうちに事態がここまで大きくなった」
アウディフォルクスワーゲンコリアで3年間働いた自動車業界の要人の話だ。彼は「ドイツ本社から韓国支社に『排出ガスを操作せよ』というとんでもない指示が出て、それをそのまま受け入れていたらアウディコリアの役員たちが『フォルクスワーゲン車はそのようにしても問題ない』と判断したからろう」と推定した。
検察は17日、フォルクスワーゲンのドイツ本社が韓国支社にガソリン車両である第7世代のゴルフ1.4 TSIの排気ガスソフトウェアを操作するよう指示した電子メールに関する陳述を確保したと明らかにした。検察関係者は「韓国支社の役員が問題を提起していたら解雇されていただろう。自動車メーカーではなく組織暴力団のようだ」と指摘した。