観光韓日戦、苦い逆転負け(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.05 09:23
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釜山(プサン)の国際市場は一時外国人の釜山観光の必須コースとされたが、最近では客足が途絶え閑散としている。商人は「中東呼吸器症候群(MERS)などで外国人観光客が大幅に減った」と話した。
# 4日午後1時、ソウル・明洞(ミョンドン)の通り。化粧品店のあちこちから店員が出てきて中国語と日本語で客引きをしている。だが、店内は概して閑散としている。リップスティックを濃い目に塗った店員(26)は、「観光客自体が大幅に減った」と話した。2年前に明洞の通りにあふれていた日本人は見るのが難しく、中国人観光客が時々明洞の通りを背景に写真を撮りまくる。周辺の百貨店も事情は同様だ。
# 同じ時刻の東京・銀座。どの百貨店も中国人観光客であふれている。彼らは手当たり次第にショッピングする。ブランド品には価格表がついており、あえて長々と話す必要はない。嵐のようなショッピングと呼ばれる「暴買い」で売り場をさらうのに現金を出す。昨年10月から免税対象が化粧品や食品などに追加拡大され一般店も中国人観光客で込み合う。最近日本メディアが時々刻々と伝える日本の風景だ。