韓国軍の武器部品11兆ウォン在庫…9億ウォン台レーダー使わず捨てる状況
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.09 10:55
海上哨戒機P3-Cは、海軍で最も使い道が多様な武器の1つだ。1995年に8台が導入され現在まで海上監視活動や早期警報、情報収集などの任務を遂行している。最近、北朝鮮の潜水艦威嚇が増大しながら「潜水艦キラー」として注目されており、済州(チェジュ)の湫子島(チュジャド)近海で沈没した釣り船「トルゴレ(イルカ)号」の救助現場にも動員された。
P3-Cの核心部品は、海のあちこちを隅々まで見渡すレーダーセットだ。レーダー(AN/APS-137)、赤外線探知体系(IRDS)、電子戦支援(ESM)、磁気探知機(MAD)などで構成されており、1台あたり価格が9億7000万ウォン(約9780万円)に達する高価な装備だ。