国産といっていたが…韓国型機動ヘリ「スリオン」、核心装置はまだ輸入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.13 08:56
完全国産化を掲げて開発された韓国型機動ヘリコプター「スリオン」の核心である動力伝達装置が、国産化されていなかったことが明らかになった。技術移転契約をしてから7年経過したが、依然として核心部品全量を海外企業に依存している。監査院は1兆3000億ウォンが(約1400億円)投入された国産化作業が事実上失敗したと見て、調査に着手した。
監査院・防衛事業庁と関連業界によると、監査院は動力伝達装置に対する技術移転を約束した仏エアバスヘリコプターに対する調査をしている。今月10-11日、防衛事業庁、韓国航空宇宙産業(KAI)、S&T重工業の責任者に対する調査も実施した。動力伝達装置はヘリコプターの回転翼であるローターブレード、電子制御システムとともに国産化の3大核心に挙げられる。