韓国と日本の新入社員の給料を比較(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.27 10:55
だからだろうか。日本は職級が高まるほど賃金が大きく上昇する。九州産業大学の安熙卓(アン・ヒタク)教授は、「能力が検証され成果があったために昇進するのだ。その役割と責任も重くなる。これに伴う確実な補償をすべきだというのが日本企業の賃金政策」と話した。韓国は昇進しても賃金はそれほど大きく上がらない。
実際に日本企業では社員を経て代理に昇進すれば新入社員の時より賃金が61.3%(1781万ウォン)上がる。韓国は34.2%ほど引き上げられる。そのため新入社員時は韓国の賃金が高いが、職級が上がれば逆転する。初めて入社した時に日本の会社員より434万ウォン多くもらっていた韓国の労働者は、代理職級では日本より203万5000ウォン少なくもらう。次長になれば賃金差は390万7000ウォンに広がり、賃金ピーク制の対象になる部長では358万3000ウォンになる。