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差を縮める、中国製スマートフォン(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.22 11:30
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これはインドの消費者の70%が200ドル以下の低価格製品を好むという点を考慮したものだ。特にインドのスマートフォン使用者比率はまだ30%水準にすぎない。それだけシェアを引き上げるのに効果的という話だ。

サムスン電子はロシアでは30万ウォン台の「ギャラクシーE5」を発売する予定で、Eシリーズより価格が安い「ギャラクシーJ1」も準備中だ。

 
21日には韓国で出庫価格40万ウォン台の「ギャラクシーA5」を発売した。サムスン電子が初めて本体すべてをメタルで作ったスマートフォンで、強力なセルフィー機能が特徴だ。一段階仕様が高いギャラクシーノートサイズの「ギャラクシーA7」も今月末に発売する予定だ。「ギャラクシーA5」の出庫価格は48万4000ウォン、「ギャラクシーA7」の出庫価格は58万3000ウォンだ。

A5は厚さが6.7ミリメートル、A7は6.3ミリメートルで、サムスン電子が出したギャラクシーモデルの中で最も薄い。両モデルとも500万画素の高画質フロントカメラを搭載する。先月中国と台湾などでまず発売されたA5とA7は低価格製品よりは高級で、プレミアム製品よりは安い中間価格のスマートフォン市場に対応する戦略製品だ。サムスンがスマートフォンの閑散期である第1四半期にこのように多様な低価格・中間価格のニューモデルを出したのは、これまでに中国メーカーに奪われたシェアを高めるという計算と分析される。

プレミアム製品市場ではフラッグシップモデルである「ギャラクシーS6」で勝負する。3月にバルセロナで開かれるモバイルワールドコングレス(MWC)2015で公開されるものと予想される。業界では最先端アプリケーションプロセッサ(AP)「エクシノス」と両側面をディスプレーにする「両面エッジ」、無線充電技術など最先端技術が搭載されると期待されている。

中国メーカーの反撃も手強い。昨年7月にインド市場に進出したシャオミは6日に「紅米ノート」4Gモデル5万台をインターネットで販売してから5秒で完売する底力を見せた。同日出した「紅米1S」2万台もすべて売り切れた。シャオミはここにとどまらず、インターネット販売をこだわった既存戦略を修正し通信会社のバーティ・エアテルと組んでオフライン店舗での販売も開始した。同社の林斌共同CEOは、「中国と同じ成功方式をブラジルやロシアをはじめとする他の国でも再演するだろう」と自信をのぞかせた。

中国メーカーの善戦は数字に現れている。昨年世界3位に上がった中国のレノボはモトローラ買収効果でシェアを前年より3ポイント引き上げ7.9%を記録した。今年はモトローラブランドを掲げて本格的な市場攻略に入る。

トレンドフォースによると、5位のファーウェイ(5.9%)は今年6.6%のシェアでLG電子(6.1%)を抜くものと予想した。昨年LGユープラスを通じてスマートフォン「X3」を韓国で初めて発売したファーウェイは、韓国市場でサムスン電子とLG電子、アップルの3強体制に挑む。中国TCLもやはりSKテレコムを通じて韓国市場に進出するなど、世界市場でのシェアを昨年の2.7%から今年は4.1%台に高めると予想した。


差を縮める、中国製スマートフォン(1)

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