中国製の地下鉄車両、韓国企業を脅かす(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.11 11:31
中国産の空襲がソウル地下鉄にまで及んでいる。このままだと中国製の地下鉄がソウルの地下を走る勢いだ。そうでなくとも厳しい韓国国内の鉄道産業と部品会社は寒い冬を迎えている。
ソウル市は今月中に新しい車両200両を購入する国際入札をする予定だ。約2700億ウォン(約285億円)の予算が配分された。2018年までに追加で420両を購買する計画もある。老朽車両を入れ替えるための予算は2022年まで1兆ウォンにのぼる。1兆ウォン戦争の勝機は中国企業がつかんだ。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は5日、中国を訪問し、「いかなる場合も独占はよくないと考える」とし「供給企業の選定条件は第一が安全と価格競争力」と述べた。国内鉄道車両の製造は、1999年に過熱競争と政府の政策を理由に大宇重工業・現代精工・韓進重工業の関連事業分野が合併した現代ロテム1社体制だ。ソウルメトロは時期に関する批判にもかかわらず、入札を控えた状況で最近、中国の北車(CNR)と南車(CSR)を視察した。