現代車、生産職の号俸制なくす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.17 07:01
現代車が1967年の創業から48年間にわたり維持してきた生産職対象の年功序列制をなくし、成果給を根幹とする「新年俸制」を今年3月までに準備することにした。通常賃金1審判決の直後に出てきた現代車の最初の公式立場だ。現代車は国内単一事業場では最大規模(労組員5万1600人)であるだけに、ほとんどが生産職の年功序列制を維持している国内産業界全般への影響が予想される。
ユン・ヨチョル現代自動車副会長(労務総括、63)は16日、中央日報のインタビューで、「ますます激しくなるグローバル自動車市場で、従来の年功序列制度をそのまま維持すれば、トヨタなど競合他社をリードするのは難しい」とし「裁判所の判決とは関係なく、昨年の賃金団体交渉で労使が合意した通り3月末までに改編案を出す計画」と明らかにした。また「今後、年功序列から抜け出し、生産性中心の新しい賃金体系の準備に取り組む計画」と話した。