ベンツ成果給制をベンチマーキング…欧州へ行った現代車労使(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.09 09:19
6日、現代自動車の労働組合幹部6人と会社側代表5人が欧州行きの飛行機に乗った。公益委員格の諮問委員4人も一緒だった。14日までドイツとフランスの自動車会社、大学、使用者団体を訪問する予定だ。ただの見学ではなく、欧州ライバル会社の賃金体系を労使双方が共同で研究してみようという趣旨だ。訪問団の名称も「賃金体系および通常賃金改善委員会」(以下、賃金改善委員会)だ。ベンツ・アウディ・フォルクスワーゲンのような自動車会社のほか、独テュービンゲン大学のヴェルナー・シュミット教授など賃金体系の碩学にも会う。
諮問委員として参加した高麗大の金東元(キム・ドンウォン)教授(経営学、韓国雇用労使関係学会長)は「生産ラインを見回る見学性プログラムではなく、ライバル会社の賃金管理部署長ら実務責任者とセミナー形式で調査を進めている」とし「イデオロギーに執着して対話と妥協を拒否した過去とは違い、今回は(労組が)前向きで真摯な姿勢を見せている」と伝えた。