「サムスンやLGは尊敬するが名品ブランドになるのは難しいだろう」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.11 10:19
ミーレが主張するブランド家電の2大条件は耐久性とブランドとしての約束だ。部品テスト時間を一般企業の2倍以上と長く設定し、ひとつの製品を故障なく20年以上使えるように作ることで長い歳月にわたる耐久性が立証された。また「より良いものを」という創業目標を守ろうと毎年2000億ウォン以上を社員福祉と品質、サービス向上に投資している。
保守的な経営で有名なミーレが今回のIFAで話題を呼んだものがある。「ミーレアットホーム」というスマートホームサービスを出したのだ。家電製品を互いに連結しアプリケーションを通じてモバイル機器で作動させモニタリングできるサービスだ。ジンカン会長は「われわれの核心領域ではないが、いまやホームネットワークシステムは時間の問題であるだけに逆らうことはできない時流だ。86歳の父と81歳の母がスマートフォンで孫娘に電子メールを送るのを見て悟った」と首を左右に振った。