サムスンに背を向けアップルと組んだ現代自動車…その理由は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.22 11:26
「スマートカー」を基点に自動車市場の構図が変わっている。ITと自動車が結合した未来型スマートカー市場をめぐり世界の自動車メーカーからIT企業まで主導権争いが激しくなっている。だが、韓国を代表するIT企業のサムスン・LGは韓国の自動車メーカーである現代(ヒョンデ)自動車とも連合戦線を構築できず、世界のスマートカー競争で一歩後れを取っている格好だ。これら企業が後れを取った理由は先進国企業との「ソフトウェア技術格差」のためだ。
特にソフトウェア技術で先を行くグーグルやアップルは、トヨタ、ゼネラルモーターズ(GM)、フォード、日産などグローバル自動車メーカーと競争的に技術提携をしている。グーグルがトヨタを引き入れると、これに負けじとアップルはBMWやメルセデスベンツを自分たちの陣営に引き込んで対抗する様相だ。他のトップクラスの自動車メーカーもスマートカー関連の基本技術確保のためグローバルIT企業との技術提携を積極的に推進している。