新記録に笑うアップルvs新記録に泣くサムスン電子(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.26 09:18
HMC投資証券も第3四半期の営業利益推定値をこれまでより8.7%少ない6兆9000億ウォンに、韓国投資証券はこれまでより5000億ウォン低い7兆300億ウォンと営業利益見通しを出した。東部証券も第3四半期の営業利益見通しをこれまでより18.5%引き下げた。これと違いアップルの業績に対する海外の専門家の反応は好意的だ。モルガンスタンレーは「(アップルの新製品iPhone6に対して)焦りを出す必要はない」と明らかにした。こうした雰囲気のおかげで米証券市場ではアップルの第3四半期売り上げが1年前の374億ドルより22億ドル増え396億ドルに達すると予想している。
このため韓国の証券市場ではサムスン電子株価の下落が長引くという見通しまで相次いで登場している。ト研究員は、「今年は業績が良くないと予想されサムスン電子の株価が反騰する可能性は大きくないものとみられる」と話した。
東部証券のユ・ウィヒョン研究員も、「サムスン電子の場合、スマートフォン部門の収益性改善を期待しにくい上、現在ではスマートフォンの不振を挽回する新たな収益源も見当たらない。サムスン電子が厳しい時期を過ぎて行きつつある」と話した。