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シャオミ、中国市場シェアでアップル超える…サムスン電子にも脅威(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.04 10:15
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#1.中国スマートフォン市場では最近、「シャオミ(小米)ブーム」が起きている。「中国のアップル」と呼ばれるスマートフォン企業シャオミの4-6月期の中国市場シェアは5%となり、アップル(4.8%)を超えた。サムスン電子(17.6%)はシェア1位を守っているが、昨年(20%台)に比べて落ちた。アップルを上回ったシャオミにとって、サムスン電子はもう越えられない壁ではないということだ。

何よりも製品に競争力がある。シャオミが先月出したプレミアム級スマートフォンMi-3は、最上位級ディスプレー(IPS)と最上級プロセス(NVIDIA1.8Ghz Tegra4など)を搭載している。にもかかわらず、中国販売価格は36万-44万ウォンと、サムスン電子のギャラクシーS4のほぼ半額。

 
LG経済研究院のパク・レジョン研究委員は「中国プレミアム携帯電話は外観やスペック(仕様)でグローバル企業製品とほとんど差がない」とし「核心部品を自ら調達できる製造力を確保したので、グローバル市場での成長も時間の問題」と診断した。

◆自国市場を基盤に世界へ

#2.先月26日にソウルポスコセンターで開かれた鉄鋼産業発展フォーラムには緊張感が漂っていた。テーマ発表をしたミン・ドンジュン延世大金属工学科教授は「中国の技術発展で韓日中3カ国の鉄鋼製品は5年以内に対等となり、10年以内に技術格差が消滅するだろう」と警告した。

ミン教授はその最初の舞台として、年間4600万トンの鉄鋼を購入する東南アジアを挙げた。ミン教授の警告はすでに現実化している。インドネシアの中国鉄鋼輸入額は2011年の9億9700万ドルから昨年は13億4700万ドルへと35%増えた。KOTRAジャカルタ貿易館の関係者は「韓国のインドネシア主力輸出品である鉄鋼と石油化学で、中国との競争力の差が縮まっている」と評価した。

韓国が中国に比べ絶対的に優位だった製品が急激に減っている。現代経済研究院が3日、世界市場シェアなどを勘案した両国の産業競争力を比較した結果、昨年、韓国が絶対的優位を見せたのは299品目(24%)だった。2010年は349品目だった。わずか2年間に50品目が「追撃が難しい状態」から「競争可能な品目」になったのだ。特に鉄鋼など金属製品分野では19品目(68品目→49品目)が絶対優位の地位を失った。電子・機械分野では16品目(75品目→59品目)が中国の射程圏に入った。

さらに懸念されるのは追い上げのペースだ。2005年から2010年までの5年間、絶対優位を失った品目は22品目だった。しかしこの2年間では50品目にのぼる。幸い、化学・繊維・自動車・船舶などの分野ではまだ韓国が競争優位を維持していると、現代経済研究院は評価した。

現代経済研究院のチョン・ヨンチャン研究員は「韓国が全般的に競争優位にあるが、速いペースで競争力の差が縮まっている」とし「韓中自由貿易協定(FTA)交渉をする場合、こうした変化を必ず考慮する必要がある」と述べた。


シャオミ、中国市場シェアでアップル超える…サムスン電子にも脅威(2)

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