【社説】国民は眼中にないマイウェイの韓国政界
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.04.06 13:18
最近韓国政界の一方通行式の疾走は危険水位を超えている。国民の目をまったく気にしない彼らだけの泥沼の争いはますます度を増していく姿だ。この1週間に政界を行き来した攻防は、なぜ政治家が国民から徹底的に避けられているのか象徴的に見せるのに十分だった。
4日には新政治民主連合の安哲秀(アン・チョルス)共同代表が予告もなく青瓦台(チョンワデ、大統領府)をいきなり訪ねて行った。地方選挙無公認をめぐり与野党が連日乱打戦を行う渦中でだ。与党セヌリ党は「政治ショー」と非難したが、野党はさらに一段引き上げ「地方選挙ボイコット」という極端な主張まではばからずにいる。与党も変わるところはない。青瓦台不通議論に与野党の強固な対峙が重なり政界全体はもつれるだけもつれた局面だ。