「外交官は政治家に随行するな」…朴槿恵大統領が釘を刺す(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.03 09:33
国会議員をはじめとする高官クラスの人たちが海外訪問時に在外公館に度を超えた随行を要求する「非正常的慣行」に対して朴槿恵(パク・クネ)大統領が釘を刺した。外交官ら外遊性の出張に来る政治家の“観光ガイド”役をするため業務遂行に支障が出るという指摘に従ったものだ。
朴大統領は1日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)迎賓館で開かれた在外公館長激励夕食会で、「在外公館が本来の任務からはずれ韓国から来る政治家たちや有力者の便宜提供と日程随行などに熱中する異常な業務形態はもうあってはならない。国益のための外交折衝戦を繰り広げ在外国民と同胞の暮らしを見守ることに最善を尽くすことだけでも時間が足りないのではないか」と話した。続けて朴大統領は「そうしたことは“非正常の正常化”の次元から必ず正し、本来の業務に忠実であることを望む」と求めた。