<平昌五輪に向けて>4年後の出場狙う韓国アイスホッケーの“特別プロジェクト”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.24 14:32
夏季オリンピックの華がマラソンならば、冬季オリンピックでは断然アイスホッケーだ。韓国はソチオリンピックに男女とも出場できなかった。地元で開かれるオリンピックに出場権を得るのは韓国アイスホッケーの至上課題だ。オリンピック出場国は12カ国。韓国の男子アイスホッケーの現在のランキングは23位だ。
アイスホッケー界は通常とは違う方法で平昌(ピョンチャン)オリンピック出場を狙っている。いわゆる「フィンランドプロジェクト」だ。冬なら午前9時にそろそろと夜が明けて、午後4時になると暗くなるフィンランドのヘルシンキ近郊のワンタ。韓国のアイスホッケー有望株5人が昨夏からここで技量を磨いている。シン・サンフン(21)、アン・ジョンヒョン(21)、キム・ウォンジュン(23)、キム・ジミン(22)、アン・ジンフィ(23)の5人が夢を育てている主人公だ。フィンランドはソチオリンピック3、4位決定戦で米国に5-0で完勝して銅メダルをとったアイスホッケー強国だ。韓国選手にはなかなか望みにくいビッグリーグだ。昨年、大韓アイスホッケー協会長に就任したチョン・モンウォン漢拏(ハルラ)建設会長(59)は、フィンランド2部リーグのキエコワンタの持ち株53%を確保して運営権を買収した。フィンランドをベースキャンプとして韓国の有望株を育てるための格別の措置であった。