【噴水台】第1次大戦100周年、英独はサッカーで和解するのに日本は…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.02 11:40
2014年は特別に平和を強調する一年になる見通しだ。第1次世界大戦勃発100周年だ。約1000万人が命を落とし、後処理も未熟なまま第2次世界大戦に突入した。侵略を繰り返した愚かさの象徴だ。欧州では平和への祈りと教育的イベントが行われる。
英国フィナンシャルタイムズによれば、当時の西部戦線だったベルギーのモンスが行事の中心地だ。近隣のイプレで戦争の最初の年である1914年「クリスマスの奇跡」が起きた。ざん壕戦を展開していた英国軍とドイツ軍が、クリスマスイブと当日に自発的な非公式臨時休戦をした。彼らは誰が先にということもなく約43キロにわたったざん壕から出てきて握手をし、一緒にキャロルを歌った。当時、日刊ブリティッシュミラー紙はこのように報道した。「最初は何人かの兵士が戦線に散った戦死者の遺体を集めて埋めていた。ところが突然ざん壕から誰かがサッカーボールをけり上げた。これを見た両国の兵士たちが互いに駆け寄ってサッカーの試合を繰り広げた」。