「韓日関係、このままではいけない」(1)…韓国、日本の提案拒否はあまりに消極的?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.25 16:38
「韓日関係、このままではいけない」。朴槿恵(パク・クネ)大統領はその間、外交で高い評価を受けてきた。米国・中国首脳との一連の均衡外交もその一つだった。しかし完ぺきに見えた朴槿恵-オバマの会談の後、米国が日本に傾くような兆候が表れている。最近、日本の集団的自衛権行使を米国が歓迎したのがその代表的な例だ。
韓中が近づきながら、日米同盟の結束力がむしろ強まった。とはいえ、中国が北朝鮮の戦略的価値を完全に放棄し、韓中関係が朝中関係を追い越していると話すのは難しい。朴大統領と中国の習近平国家主席は良い雰囲気の中で会談を終えた直後、中国は脱北者を北朝鮮に送還する措置を取った。
日米と中国の間で韓国外交は高度な弾力的対応をしなければならない。しかし日本との間の“絶壁”がこれを遮っている。日本との関係は2年間、難しい流れが続いている。過去の歴史・独島(ドクト、日本名・竹島)問題で触発した葛藤に、先日、菅義偉官房長官の安重根(アン・ジュングン)義士侮辱発言までが加わり、外交ではなく国民感情の問題に広がっている。