<南北会談白紙化>北「党秘書、傀儡政府の長官など相手ではない」主張(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.14 14:33
北朝鮮が13日、南北当局者会談(12~13日、ソウル予定)白紙化と関連して、荒っぽい反応を見せた。韓国側を以前のように「傀儡(かいらい)徒党 」と呼んで、北朝鮮代表団長の姜志英(カン・ジヨン/祖国平和統一委員会書記局長)は長官級に該当し祖国平和統一委員会(以下、祖平統)は公式機関だと主張した。会談が不発に終わった責任を韓国側に転嫁したのだ。しかし北朝鮮側の説明のあちこちにほころびが現れた。韓国政府は直ちに「会談が破局に至った過程を北朝鮮側が歪曲した」と、金炯錫(キム・ヒョンソク)統一部報道官はブリーフィングで反論した。
北朝鮮の朝鮮中央通信によると、祖平統報道官は談話で「祖平統書記局は名実ともに南北関係を主管して統一事業を専門に担当する公式機関」と述べた。また「権能と級に対して韓国統一部と比べるなら、むしろわれわれのほうに言いたいことが多い」と主張した。祖平統を北朝鮮の文献が「社会団体」と規定しているという中央日報の指摘を意識した反応だ。