海外投資を増やす企業…韓国経済成長潜在力に悪影響
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.26 15:07
グローバル金融危機後、韓国企業は国内投資の代わりに海外投資を増やしていることが明らかになった。それだけ国内の雇用創出が減り、韓国経済が活力を失うという懸念も出ている。
大韓商工会議所は25日、08年以降に韓国企業が投資した635兆2930億ウォン(約54兆円)のうち5分の1の135兆9840億ウォンが海外で執行されたと明らかにした。
韓国企業の海外投資比率は1990年代半ばまで3-4%レベルだったが、97年に通貨危機を経験し、10%前後に上昇した。グローバル金融危機後、この比率がさらに2倍に増えた。2003-2012年の韓国企業の海外直接投資は年平均17.2%上昇した半面、国内設備投資は年平均4%増にとどまった。80年代まで毎年2けた増加率で韓国経済の高度成長を率いた果敢な投資が一段と弱まった。