長期不況の生存法求め資産市場で日本に学ぶ動き=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.13 08:51
韓国金融持ち株会社の金楠玖(キム・ナムグ)副会長は最近ソウルを訪問した野村証券副社長に会った。この席で金副会長は日本の長期不況で生き残った野村証券の生存術に大きな関心を見せたという。金副会長はすぐに「日本の資産市場から得る教訓が何か勉強せよ」と注文し、「資産管理コンサルティング型に生まれ変わらなければ今後生き残りは厳しい」という結論を下したという。
資産市場で日本学習熱が熱い。韓国経済史上類例がない低成長・低金利時代に入り込む可能性が大きくなったためだ。すでにあちこちでシグナルが現れている。海外の投資銀行は今年の韓国経済が2.7%成長すると予想する。しかもこの数値は時間が経つほど下がっている。この分野で日本は大先輩だ。韓国に先立ち20年間低成長・低金利のトンネルを通ってきた。ノウハウが積まれている可能性が大きい。ウリィ投資証券も最近黄聖虎(ファン・ソンホ)社長を含めたチームがベンチマーキングのために日本に行ってきたりもした。