旧日本人居住地の竜山米軍基地、癒しの公園に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.24 11:04
喪失の地だった竜山(ヨンサン)米軍基地が癒しの公園として生まれ変わる。国土海洋部は23日、ソウル・竜山公園の設計公募で、「未来を指向する癒しの公園(Healing-The Future Park)」を当選作に選定したと明らかにした。世界的な設計事務所のオランダのウェスト8と韓国の有名建築家のスン・ヒョサン代表率いる建築事務所の履露斎(イロジェ)によるコンソーシアムの作品だ。
竜山公園は初の国家公園で面積は243万平方メートルだ。京畿城南市盆唐(キョンギド・ソンナムシ・プンダン)の栗洞(ユルドン)公園の263万平方メートルよりやや小さいがトゥクソム一帯を公園化したソウルの森の116万平方メートルの2倍の大きさだ。米軍施設は平沢(ピョンテク)に移転するが米大使館とドラゴンヒルホテルなど一部は公園北側に残ることになる。梨泰院(イテウォン)側の国連軍司令部と輸送部の敷地などは複合施設地区として開発される。公園造成工事は2017年に始まり2020年に完全な形態の公園として市民を迎えることになる。総事業費は1兆2000億ウォン(約853億円)だ。