中国が韓国を軽く見る理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.17 11:41
中国の陳炳徳総参謀長は立志伝的人物だ。江蘇省南通で工場労働者として働き、19歳の時に陸軍兵士とし入隊し2002年に上将にまで上り詰めた。党中央軍事委員も兼任し、軍部の実力者の1人に挙げられる。
そんな陳総参謀長が中国を訪問した金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官を相手に“外交的欠礼”をしたという批判を受けている。金長官を相手に米国を猛非難する話を10分余りにわたり吐き出した。「米国は常に覇権主義に相当する行動や表現をする覇権主義の象徴」という言葉も出てきた。米国はもちろん韓米同盟の一方の軸である韓国まで狙ったような発言だ。「覇権国家に同調するな」という警告性メッセージのように聞こえる。