韓国の貧富格差、拡大のペース速まる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.26 11:00
もちろん貧富格差の拡大は世界的な傾向だ。各国の最近のデータを分析・比較した資料はないが、経済協力開発機構(OECD)が2000年代半ばに加盟国の統計を分析して発刊した資料を見ると韓国の不平等度が世界的にどの程度なのか計ることができる。これによると韓国のジニ係数は0.306で、OECD平均の0.315より低い。他の国と比較すると所得分布が相対的に均等という意味だ。だが、所得階層下位10%の所得に対する上位10%の所得を比較した「10分位分配率」は4.7倍で、平均の4.2倍より高かった。特に相対的貧困率は14.4%でOECD加盟国で9番目に高かった。
延世(ヨンセ)大学経済学科のソン・テユン教授は「相対的貧困率や10分位分配率は最低値と最高値の間で観察される数値の変化を勘案したもの。世界的に韓国の所得不平等が激しいと見るわけにはいかないが、最上位層と最下位層の間の富の格差は相対的に大きいということを意味する」と説明した。