OECD、韓国福祉制度の不平等改善を勧告(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.22 17:51
「成長と社会統合のための枠組み」。経済協力開発機構(OECD)が21日、「グローバルグリーン成長サミット2011」(ソウル・ロッテホテル)で発表した「韓国のための社会政策報告書」の題名だ。昨年の秋以降、OECDの主要組織が参加して作った韓国向けの政策パッケージだ。報告書の題名に改善の方向が圧縮されている。
現実の認識は福祉攻勢を繰り広げるている国内政界と特に変わらない。報告書は「韓国の租税制度と公共保障は所得不平等と貧困問題を減らすには規模も十分でなく、効率的でもない」と指摘した。しかし処方では相当な差がある。「減税撤回」を打ち出した政界とは違い、所得・法人税を低く維持しろという助言だ。