中国主席、北朝鮮後継支持に消極的?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.28 10:23
25日に北京で開かれた北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と中国の胡錦濤国家主席の朝中首脳会談は順調に進行しなかったと、北京消息筋が27日に伝えた。
消息筋によると、金委員長はこの日の首脳会談で、金正恩(キム・ジョンウン)後継体制に対する支持を要請する発言を何度もした。しかし胡主席は原則的な答弁をしただけで、明確な発言はしなかったと伝えられた。このため金委員長は穏やかでない心境で帰途に就いたと、この消息筋は伝えた。
金委員長は金正恩後継体制支持を得るため、江沢民前国家主席に会うなど事前作業まで行った。しかし胡主席との首脳会談では昨年5月と8月の訪中当時を上回るほど大きな成果は得られず、満足でない状態で国境を越えたのだ。