金正日、朝中の軍事協力関係を何度も確認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.27 08:59
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は25日の首脳会談で、中国の胡錦濤国家主席に北朝鮮を再度訪問してほしいと要請し、胡主席は快く受諾したと、新華社通信が26日報じた。対北朝鮮消息筋は「(05年の訪朝後)胡主席がまた北朝鮮を実際に訪問することになれば、金委員長としては後継体制を固めるのに活用する可能性がある」と予想した。
また金委員長は中国企業を視察し、「9カ月ぶりに中国を訪れたが、経済発展、社会建設、民生事業など各種部門が発展し、活気に満ちた姿が見られる」とし「中国共産党の改革・開放政策は正確で、科学発展路線に生命力がある。北朝鮮人民はこれに鼓舞された」と述べたと、新華社通信が伝えた。
しかし金委員長の直接的な改革・開放支持発言は北朝鮮の朝鮮中央通信の報道ではなかった。金委員長は今回の訪中期間、朝中友好合作相互援助条約締結50周年に2度も言及し、格別に強調したことが明らかになった。胡主席との首脳会談ではもちろん、温家宝首相との会談でもこれに言及した。