イランのラヒミ第１副大統領が１０日、「韓国がイランに対する制裁に参加する場合、相応の不利益を受けることになるだろう」と明らかにした。

ＡＰ通信など海外メディアによると、ラヒミ副大統領はイラン教育省の公務員と面談した席で、「一部の国がイラン市場で商品を売りながら、米国主導のイラン制裁に参加している」とし「韓国も同じケース」と述べた。さらに「イランの消費者が韓国製品を購入できないように重い関税をかける必要がある」と語った。

ラヒミ氏は「こうした経済的報復が現危機状況を克服するのに役立つはずだ」とし「敵対国が作った商品を購入してはならず、関税を２００％まで引き上げて誰も外国商品を買えないようにすべきだ」と述べた。

またラヒミ氏は石油輸出代金としてドルとユーロを受けないと明らかにした。イラン制裁を主導している米国など西側諸国に圧力を加えるためだ。ラヒミ氏は「われわれはドルとユーロを汚い貨幣と考えており、これらの通貨を石油販売決済手段として使用しない」とし「外貨準備高からドルとユーロをなくし、イランに協力する国の貨幣とイラン・リアルに変える」と述べた。


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