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通米封南、対南心理戦…北朝鮮の「シナリオ挑発」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.29 08:02
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 海岸砲の発砲も緻密に準備されたという印象だ。北朝鮮はNLLを越えないように砲撃した。25日に宣言した「航行禁止区域」にはNLL内側の韓国側水域が含まれるが、NLLを越えることはなかった。越えた場合の波紋を憂慮した可能性が高い。

韓国軍の対応や南北関係を計っているようだ。ある予備役将軍は「北朝鮮がNLLを越えないように発砲したのは、過去の動きから見るとかなり節制されたものだ。国際社会を意識しているようだ」と述べた。

 
その一方で北朝鮮は対南心理戦をできる限り活用しようとした。いくつかの地域の海岸砲を種類別に動員し、航行禁止区域に集中的に発砲した。野砲で一定地域を集中打撃する時に使う一種の‘弾幕射撃’だ。その区域の中に南側海軍の艦艇があれば撃沈できるという脅迫でもある。

北朝鮮が前方に300門ほど配置している口径170ミリ自走砲と240ミリ放射砲を今回射撃したのも同じ脈絡からだ。これらは韓国の主要都市と軍事施設を標的としている。韓国側を心理的に威嚇するためのものと解釈される。


通米封南、対南心理戦…北朝鮮の「シナリオ挑発」(1)

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