通米封南、対南心理戦…北朝鮮の「シナリオ挑発」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.29 08:02
北朝鮮軍によるこの2日間の西海(ソヘ、黄海)砲撃は高度なシナリオに基づいて行われているという分析だ。大きな枠で見ると、昨年末から増え始めた北方限界線(NLL)挑発だ。武力デモで停戦協定体制の当事国に平和協定会談の必要性を宣伝している。
この流れで見ると、昨年11月10日の大青(デチョン)海戦はその信号弾だった。西海の紛争水域化という政治的な目的のために敗退という代価を支払った。その後、北朝鮮はNLL側に戦闘機を発進させて韓国軍当局を緊張させると、12月21日にはNLL南側の韓国水域を「平時射撃区域」と宣言した。銃声のない挑発だった。