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【社説】北朝鮮のNLL挑発に断固かつ慎重な対応を

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.28 10:02
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 北朝鮮が白リョン島(ペクリョンド)付近の海上の北方限界線(NLL)を狙って海岸砲を発射したことで、南北間の緊張が高まっている。砲弾はNLL東側の北朝鮮海域に落ち、韓国側の海域を侵すことはなかった。しかしこれに先立ち北朝鮮が「航行禁止区域」と宣言した白リョン島付近の海域はNLL西側の韓国海域までも含んでいる。こうした行為は1953年にNLLが設定されて以来初めてだ。今後もNLLをめぐる挑発を続けるという意図と分析される。いつでもNLLを越えて海岸砲射撃を行う可能性があるということだ。この場合、韓国海軍もすぐに対応体制を整えた状態で、自動的にNLL東側の北朝鮮海上に向かって射撃を加えることになっている。砲撃戦の様相は避けられず、南北間の‘熱戦’に広がる可能性も排除できない状況だ。

北朝鮮の挑発意図は複合的であるはずだ。何よりも西海(ソヘ、黄海)海域を軍事的に掌握しようという軍事戦略的な目標が考えられる。例えば、海州(ヘジュ)などNLLによって大きく制限されている北朝鮮海軍の活動半径を広げたいという欲望だ。しかし緊張を高めて韓国海軍を追い払おうという考えなら大きな誤算だ。NLL問題は、南北間の軍事的信頼と平和を増進させ、これを土台に共存する方式でなければ永遠に解決が不可能な懸案だ。何かある度に警備艇を送って韓国側の海軍を攻撃したり、今回のように海岸砲の発射を続ければ、解決の展望は暗くなるだけだ。むしろNLLの安保的な価値を何度も刻印させ、これを守ろうとする韓国国民の意志を強めるだけだ。

 
北朝鮮が最近強調している平和協定問題に対し、米国など国際社会の関心を引くために挑発したという分析もある。しかしこれも誤った計算だ。平和を進展させず、逆に緊張を高めて平和協定を締結するのは矛盾している。また、意図的な無関心とも見られる米政権の注目を引こうという思惑、韓国当局に対して南北交渉に積極的に出てくるよう圧力を加える意図とも考えられる。しかしこうした形で目的を達成するのは大きな間違いだ。韓国も米国もこれに譲歩するはずはなく、譲歩してもいけないからだ。

政府は北朝鮮の意図が何であれ、断固かつ迅速に、適切な水準で対応しなければならない。北朝鮮が急激に緊張を高めようと企めば、慎重に対応し、巻き込まれてはならない。同時に少しでもNLLが危うくなることがないよう迅速かつ断固たる対応も必要だ。相反する2つの行動を同時にするような難しい状況ともいえる。原則を守りながらも融通性を発揮する知恵と勇気が必要な時期だ。国民も政府のこうした複雑な状況を理解し、落ち着いて対処しなければならない。必要以上に不安感を抱く必要もないが、安保不感症はもっとよくない。

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