金泰栄国防部長官、「北朝鮮の核攻撃が明確なら先に攻撃」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.21 09:35
国防部の金泰栄(キム・テヨン)長官が20日、2012年4月の戦時作戦統制権の韓国への転換問題について、「李明博(イ・ミョンバク)大統領も悩んでおり、われわれ(国防部)も悩んでいる」と述べた。金長官は「政治作戦権転換は国同士の約束であり、(時期延期などの)見直しは(韓米大統領が)政治的に解決すべき事案だ」としている。本紙と現代経済研究院が共同主催した「国防計画と南北関係見通し」をテーマにした北東アジア未来フォーラムでのこと。
金長官は、「2012年に戦時作戦統制権が移譲されるのが最も悪い状況だが、軍は最も悪い状況を考慮して備える」と強調した。韓米両国は米国が戦時に韓国軍部隊に対する作戦を統制する権限を2012年4月17日に韓国軍に移譲することで2007年に合意している。